2023年に空飛ぶクルマが実現？

空飛ぶクルマとは、飛べて地上の道路も走行できる車であり、
電動かつ垂直離着陸で自動操縦のものと定義されている。

最近では、米ウーバーテクノロジーズが、2023年の「エアタクシー」の
事業化に向けて準備をしており、2030年～2035年までには1万台以上で
1日数百万人を運ぶことを目指している。
一方、日本の大手企業において、空飛ぶクルマの開発を手掛けている
会社は現在のところ1社もない。

現在普及しているドローンは、空飛ぶクルマに進化する可能性はあるのか
考えると、多くの課題が浮き彫りになってくる。
例えば、安全性のレベルにおいて、空飛ぶクルマには人命が掛かっているので、
トラブルが起きれば、郊外ではその場所に無事に着陸し、都市では人里を離れるまで
滑空して着陸する必要がある。

また、多くの空飛ぶクルマが空を行き来するようになると事故の可能性が高まるため、
航空管制体制の強化、つまり、行先や行動が予測・管理される必要性が出てくる。

さらに、空飛ぶクルマには、3人乗り以上で30分以上飛行できるバッテリーが必要であり、現行のバッテリーの技術が、飛躍的に向上しないことには実現は難しいと考えられる。

しかしながら、ライト兄弟が空を飛ぶことを目指したように、空飛ぶクルマには
大きな夢とロマンがある。
機体を開発するメーカーだけでなく、シェアリングサービス、保険、運行・保守、通信、ソフトウェア開発などの多くの企業やビジネスにチャンスが拡大し、是非、空飛ぶクルマに
乗ってみたい。








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