がんのステージと5年生存率の関係

芸能人の堀　ちえみさんが、舌がんのステージ４とブログで公表し、
ニュースで大きく取り上げれ、改めてがんのステージと生存率の関係について、
確認してみました。

全国がんセンターの統計資料によれば、がんの部位と進行状況（ステージ）によって、
患者の5年後の生存確率は、大きく変わってくる。

がんの進行状況は、ステージ１から４の４分類で調査されており、
早期のステージが１から始まり、最後が４であるので、
ステージ４は、がん細胞が大きいまたは広範囲にあると推定される。

部位: 舌　　

ステージ　　生存率
１　　　　　94.5%
4 　　　　　45%

上記の生存率を一見すると5年以上の生存が、５０％にも満たないことを
厳しいと感じるかもしれない。

しかし、他の部位と生存率を比べると

部位：　胃

ステージ　　生存率
１　　　　　89%
4 　　　　　10%


部位：　肝臓　
テージ　　生存率
１　　　　　50%
4 　　　　　　8%



部位：　肺　

ステージ　　生存率
１　　　　　78%
4 　　　　　　8%

舌がんのステージ４の生存確率は、他の部位の場合の4倍以上と高いのである。
早い段階で、がんが発見されていれば、生存率は高まることは言うまでもない。
がんの発見にＡＩの画像診断や症状の判定アシスタントの早期の導入を期待する。

それまでは、年に1回は健康診断を受診することを心掛けたい。

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タグ：ステージ がん 生存率