AIを学ぶには

AI（人工知能）は、既に社会にどんどん普及して行くことは
避けることのできない現実です。

今後の人間社会は、AIの普及により、ホワイトカラー（事務系の仕事をする労働者）の仕事がAI（人工知能）に、また、ブルーカラー（肉体労働をする労働者）の仕事は、ロボットに置き換わると予想されています。

極論すると人が生き残る道は、AIの管理するAIエンジニア（管理者）になるか、個性的な独自のデザイナーを提供する人（創造者）になるか、工場で働くロボットの修理、メンテナンスをする技術者（保守運用者）になるかの３つのカテゴリーに分類されると考えられます。

更に政治の世界でも例えば、国民の民意をSNS、ブログなどから集計したり、公共施設・サービスの使用状況をデータで解析して、全体の予算シュミレーションや分配をAIで判定、一番良い予算配分を提案して、
国民にスマートホンで投票してもらってフィードバックを得て、
改善するなど無駄のない税金の使い方もAIが将来サポートしてくれれば
国の運営が効率的かつ公平に行われる事となると思われます。

今後の人生を生きる中でAI（人工知能）を知ることは、重要になります。
但し、学者でも技術者でもない一般の人が、AI（人工知能）で使用されるニューラルネットワークなどを自分で一からプログラミングを学習しようとすると、明らかに時間と労力の無駄であり、途中で挫折する可能性が非常に高いと思います。

趣味や学術研究で一から自分の手で行いたいという人は別として、一般の多くの人はAIのアルゴリズムを活用して、何らかのデータを分析して、結果を得たいと考えるのであれば、
既に存在する多様なライブラリー（プログラムの塊）を活用することが、近道です。

AIは、コンピューターのプログラムですので、まず初めにプログラムを知ることは重要ですが、Pythonというプログラムの未経験者にも分かりやすい言語が存在するので、
挑戦することをオススメします。

人工知能を学ぶ上で役立つPythonの主なライブラリは以下の通りです。
Numpy：データの作成と処理
Matplotlib: データの作図
Scipy: 線形代数、統計、解析などの計算
Pandas：データ分析
Scikit-Learn：機械学習アルゴリズム

また、Pythonをだけでは、なかなか難しい言語の習得も統合開発環境
「Integrated Development Environment（インテグレーティド・デベロップメント・エンバイロメント）」を使用すれば、コードも書けて、コンパイルもできて、テストもできて、デバッグもできる。

私のオススメの無償IDEは、Pycharmである。先日、Windows 10のPCにPycharmをインストールして動作させてみたが、１０分程度でIDEの環境設定が完了した。

また、インストール作業も自分で試行錯誤せずに、インターネットで 「pycharm　インストール」と検索すると詳しい情報が何件かヒットするので、参考にして作業すると効率的だと思います。

結論としては、AI（人工知能）技術は自分自身が分からない世界として、
全てを投げ出すか、少しでも理解して、自分の知識として仕事に生かして、
今後の人生につなげるかは、本人の考え方次第である。

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タグ：Python AI