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ナルシス系男性番組 NHK「みんなで筋肉体操」 [考察と分析]

NHK「みんなの筋肉体操」は、深夜零時に近い時間帯で、放送時間は5分、
一体誰が見るのという感じの番組である。

実際、ネットで話題になるまでは、私も放送を全く知らなかった。
また、実際の放送は見ていないが、ユーチューブに投稿されている動画をみて、
面白いと思った。

面白さのポイントは、以下の通りである。

<番組を見て欲しい人の絞り込みが明確>
指導者は、近畿大准教授の谷本道哉さん。
実演する人が、俳優・武田真治さん庭師・村雨辰剛さん、弁護士・小林航太さんの
3人である。筋肉体操は、この4人の男性しか出演していない、女性の実演者がいないということは、つまり筋肉を強化したい人、健康意識、美意識などが高いナルシス系の男性向けの番組である。

<筋肉体操を行っての結果のイメージ>
実演者の年齢から30代、40代の健康を意識する男性向けであることが伺え、
職業も俳優:人から見られる仕事、庭師:普段から体を使う仕事、弁護士:
デスクワークを中心とする仕事の人たちが筋肉を鍛えればこうなれるとの
理想のゴールをイメージさせる。

<筋トレは手軽に継続できる>
「筋肉体操」は、高額な器具など不要、手軽でどこでもやろうと思えばすぐにできる
自重トレートレーニングである。また、筋肉体操は5分間という短い時間設定のため
継続することに抵抗がなく行える。

<パワーフレーズ>
「筋肉体操」は、結果にコミットするライザップみたいに専属トレーナーがついて、はげましてくれるような環境で行うものではないので、全て本人のやる気次第である。また、力の加減も取り組みの真剣さにより実践することで効果に大きな差がでる。
取り組む人のこの重要なメンタルを維持させるて為のパワーワードが、 
谷本さんが番組の最後に放つ言葉、「筋肉はうらぎらない」であろう。







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