スカイマークの再生の秘密

スカイマーク　破綻から2年で再上場

スカイマークの市江社長は、日本記者クラブの会見で、早ければ2020年前半に
株式の再上場をする考えを公表した。

そもそも、スカイマークは、大型機への過剰な投資によって失敗し、2015年に経営
はたんし、上場廃止となった。その後、民間の投資ファンドとANAか出資を受けて、
経営再建を進めている。

わずか3年の間でで株式の再上場の目星をつけた秘密は、
市江社長の手腕によるものが大きいと考えられる。






市江社長は、2015年9月の社長就任時に社員に向けて、
3つの約束をしたとの事です。

1つ目が、市江社長は自分のこれからの立場を“片道切符”の就任であり、
スカイマークが再生を果たした後、どこか他に戻るような場所はないことを明らかにした。　

2つ目は、コストカットのための大リストラなどをやるつもりはなく、
社員全員と会社を成長させたいと表明した。

3つ目は、株主の利益を最優先するのではなく、スカイマークにとって何が良いかで 物事を判断すると宣言した。

また、この3つの約束を信じてもらうために、全国の支店を全部回り、社員に対して
「社員のリストラはしません。どうかご家族も含めて安心して働き、
再生に力を貸してください」と訴えたとの事です。

また、市江社長は、200名の主任以上の社員と「1対１」での面談を行い、
社員の本音をきちんと聞いて意見を交わしたことです。

スカイマークが、再生したのも納得できる。
今後は、2020年の株式の再上場に向けて、大きく飛躍して欲しい。（航空業だけに..）

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