有名デザイナーのケイト・スペードさん（55歳）の自殺の理由

アメリカの人気ファッションデザイナーのケイト・スペードさんが、
自宅で死亡しているのが発見され、状況から自殺と判定された。　
スペードさんには、55歳の夫と13歳の娘の家族がいる。





スペードさんは、女性用のバッグや服飾品の「ケイト・スペード」のブランドを創立、
アメリカでは、「初めて買う大人のバッグ」として若い女性からの圧倒的な支持を得ている。
また、日本でも人気のあるデザイナーである。

しかし、「ケイト・スペード」は、2017年にアメリカの「コーチ」（現タペストリー）に
24億ドル（約２６００億円）で買収されている。

事実より推察されるのは、自分自身の名前をお金で売ったことについての
後悔の自殺ではないだろうか？

買収額の大小の問題ではなく、自分の情熱、製品（思い）を全て放棄し、
デザイナーとして、コーチの傘下で製品を創作することは、
以前と全く異なることが、想像される。

また、ケイト・スペードを愛して、信頼を寄せていたファンの人は、
買収によりアイデンティティーを失ったことに大きな失望を感じたであろう。

つまり、自分名前を他人に売り渡すことは、
自分の存在意義を放棄するのに等しい行為であることだ
との教訓ではないだろうか。

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